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雅楽に関するネタをいろいろと…


by imachus
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たけはら竹まつりに行ってきました!  その2_a0029173_0153380.jpg

予定時間を大幅に過ぎて11時前に宿泊地であるS田さん宅近くの駐車場に到着したのは11時前。
しかし、そこはすでに満車。
どうしよう? どこに車を停めればいいのか?
S田さんに連絡をとったところ、S田さんちの駐車場が目の前ということが判明。
ほっと一安心しましたが、パレード出発まで時間がない!
急いでS田さん宅へ行き、着替えて出発地点に到着したのが5分前。
なんとかギリギリ間にあったのでした。

当初聞いていたパレードの内容は、道楽を1時間程度。午前と午後に2回と聞いていました。
さぁ、気合いを入れてと思って道楽をしていましたが、15〜20分ほどで道楽は終了。
あれ? こんなもんでいいのと思った一同。
当然、吹き足りないと思ったメンバー数名は、パレード途中見かけていた邦楽演奏会(箏曲)を開催している古民家へ足を運び出演交渉。3時に演奏会が終了するということを聞き、これぐらいの道楽なら余裕を持ってその古民家へ行って演奏できるだろうと出演をお願いしました。
しかし、それがとんでもないことになろうとは、その時は思いもしませんでした。

午後は1時半に集合・出発と聞いていたので、一度S田さん宅へ戻って昼食。少し休んで10分前に出発地点へと向かいました。
ところが、現地に行ってみると、若いスタッフの方が、「すみません出発は2時半です。チラシにもそう書いてありますし」。
なんですとー!! 先ほど1時半に集合と告げたスタッフのおじさん。聞いてみるとかなりアバウトな方だったようで…。
仕方なく出発地点である酒蔵交流館で時間を潰すことにしました。
酒蔵だけあって地酒の試飲もできたみたいですが、あまり飲めない私にはつまらない場所。と思ってアチコチ見回していると少し奥に入ったところにステージが…。
竹まつりのイベントの一つでライブやら落語やらと酒蔵特設ステージが設置されていました。
これはやるしかないでしょう。
聞いてみると次のライブが2時から。
幸い、人もほとんどいなかったので半分冗談気分でステージに上がって少し吹き始めました。BMWさんとともに「ふるさと」を演奏。そうこうするうちに音を聞きつけて徐々に人が集まってきました。
困った。二人で吹くにはネタがそれだけ。
どうしようと思ったらソロ演奏が得意な龍笛吹きのK様。4曲ほど歌謡曲をサラリと吹いたのでした。そこでネタ終了。今度は私が再度ステージへ。ふたたび「ふるさと」を演奏し、思いつくまま昔吹いたことのある童謡を2曲演奏いたしました。そして最後に、やはり雅楽の古典曲を聴いていただこうと「越殿楽〜黒田節変奏曲」を私とK様で吹き始めました。そこに笙のOさんが合流。どうにかこうにか30分弱のゲリラライブを終了しました。
しかし、突発的にやったわりには結構時間つぶせました。しかも何の打ち合わせもなく、個人ネタを披露するのは結構楽しかったです。
普通に古典曲をやるよりは、童謡とか歌謡曲のほうが一般の方にとっては聞きやすいのかなと反応を見て感じましたので、今後レパートリーを増やしておこうかと思いました。

その3に続く
# by imachus | 2005-05-07 00:18 | 雅楽な話
たけはら竹まつりに行ってきました! その1_a0029173_23473866.jpg
たけはら竹まつりに行ってきました! その1_a0029173_23481990.jpg

初の県外遠征となる広島ツアーに行ってきました。
しかも!! 驚くことに新聞の1面を飾ってしまいました。
さらに、熱心に撮影されている人に
「写真ください」って写真ももらっちゃいました。
ってことで2枚upです。

今回はスケジュールの都合上
2日の夜、あめん坊氏のお宅に宿泊し、3日早朝出発という予定となりました。
で、私は奈良での仕事を済ませて、笙吹きS女史と一路あめん坊宅へと向かいました。
時間に余裕があったので大阪から下道で移動。
途中神戸で観光ドライブ(たんに道を間違えただけ)を済ませ、
有名ラーメン店で夕食をとりました。
女の子だけではラーメン屋には入りにくいということで
Sさんは大喜び。私も噂でしか知らなかった店だったので良い機会でした。
噂通り美味しいラーメンでした。しかも安い!

そうこうするうちに、あめん坊氏宅の最寄りの駅でI氏と合流。
9時頃お宅到着。BMW氏とフランスさんはすでに到着済み。
残るKさんは遅くに到着ということで宴会開始。
実はあめん坊氏の父上も雅楽をされているのですが、
いろいろと楽しいお話し、貴重な資料拝見と翌日早朝出発ということも忘れて盛り上がってしまいました。

翌日は7時に明石を出発。9時頃尾道(だったかな)に到着。
そこで朝食となりました。
「やっぱりここに来たら尾道ラーメンでしょ」
私とSさんは昨晩ラーメンを食べたにもかかわらず
またラーメンをすすっていたのでした。

その後竹原寸前で事故渋滞!
10時半までに現地に入らねばならないのに
時計は10時を回っている!!
間に合うのか…


その2に続く
# by imachus | 2005-05-05 23:44 | 雅楽な話
今日も空いた時間に蘆の皮むきしてました。
かなりハマってしまって
夜もテレビ見ながら(ほとんど見てないけど)作業を続行。

おかげで左手の親指と人さし指が痛いです。
しかしながら、今日だけで100個以上は皮むきできたので、
6月の「ひしぎ」シーズンには少し楽できそうです。
と言っても今のところ予定では6月末までに
300個ぐらいひしいでおきたいので、まだまだ先は長いんですけどね。

そんなに作ってどうすんの?
と言われそうですが、
師匠曰く「100本作って1本当たりがあるかどうかだよ」
ということだそうなんで、
300本作って自分の満足できるのが、たった3本ぐらいという計算になります。
では残りはどうなんでしょうか?

ちなみに4月に作って某団体にお渡ししたのが10本でした。
この10本を渡すのに30本ひしいで準備を進めました。
その内10本以上が途中で割れました。
完成したものの調整で割れたもの数個。
残ったのが15本でした。
で、良い方を10本選んでお渡ししました。
残り5個の内2本をどうしてもと言われ知人に
残り3本が私の手元にのこりました。

こうやって振り返ってみると
作った内半分がボツになってますね。

ということは300本ひしいでも150本しか残らない!?
う〜ん。なんとか完成200本目指して頑張ります。
# by imachus | 2005-05-01 00:18 | 雑感

プロかアマか?

今日は夕方に時間が出来たので、5月分の蘆舌の準備をしてました。
蘆のカット(リードサイズ)は数日前に済ませていたので
ひしぎの準備、つまりひしぐ方の皮むきをしてました。
で、チマチマと作業をしているうちに自分はプロ?アマ?という疑問を感じたわけです。

基本的に自分はアマだと思ってますが、
蘆舌を作ったり、人に教えたりしてお金は頂いていることを考えると
一応プロのはしくれなのかなぁとも思います。
しかし、頂戴しているお金は、会の活動費や蘆舌の材料費にまわしてますので個人収入はありません。
雅楽での個人収入はたま〜にあるお葬式での奏楽ぐらいですね。
お金を頂いている以上プロなんでしょうが、
これだけで生活できてるわけではないのでセミプロってところでしょうか?

昔、大阪で雅楽を習っていた頃、師匠に
「1円でももらったらプロ意識でいるように」と仕込まれました。
いろんな話を聞いてるはずなのに、なぜかこれだけは今も強く心に残っています。
演奏に対しても蘆舌製作に関しても常に向上心を持ち続けられるのはこの言葉のおかげだと思います。

しかし、お金とかそういう前に大切にしていることがあります。
神仏人を問わず「喜んで頂く」ためにベストを尽くす。
これが基本ですね。

だから、自分の中で「今ベストの状態じゃない」と思っていても
必要とされるのなら(喜んでいただけるのなら)出来る限り演奏に出向かせていただきます。
もちろん受けた限りは最善を尽くします。
そういった姿勢がプラスに働くと思いますし、
事実そういった積み重ねが、5月末の大量メンバーへとつながっているのだと思います。

プロではないけどプロなみの演奏ができる団体を作る。
それが僕の理想です。
それは単に上手な演奏ができるということではありません。
雅楽を楽しみ、その楽しさが伝わる会の雰囲気、そして演奏。
そんな団体が何年か先実現できればと思います。
今回の舞楽演奏は実力・雰囲気どちらを見てもベストのメンバーだと僕は思ってます。
発会2年にしてここまでの贅沢をして良いのだろうかと思いますが、
その大半は県外の方です。
何年先になるかわかりませんが、純粋な「はりま雅樂会」となって
同じ雰囲気・演奏ができればと夢みています。
# by imachus | 2005-04-29 22:59 | 雑感

良い感じ

先日25日に来月出演予定の還城楽の練習を行いました。
集まったのは出演メンバーの約半数。
当日は30名弱の予定となっているので半数と言っても15名ほどの人数となりました。
純粋な会員の少ない当会としては舞楽までとなると助っ人が必要です。
そこで、会員それぞれの縁のある演奏者の方にお願いをしたのですが、
予想以上に反響を呼び、総勢15〜16人ほどのつもりが倍の人数となったのです。
正直私も驚いているのですが、改めて繋がりの有り難さを感じました。

ここまでの人数になってしまうと演奏面でのまとまりが少し心配でした。
しかし、練習をしているとそんな心配は吹っ飛ぶぐらい予想以上にまとまってました。
さすが、日頃からあっちこっちで助っ人演奏をしている皆さんだと関心をいたしました。
中には私と合わすのが初めてという方もいらっしゃったんですけどね。
すでに何度も共に練習してるんじゃないかというぐらい良い感じでした。
あとは私他中心メンバーの考えているグルーヴ感にいかに近づけるかが課題です。
イメージ通りに曲を進めることができれば、かなりノリノリな仕上がりになります。

残り1ヶ月。早く本番の日にならないかなと楽しみです。
# by imachus | 2005-04-27 00:22 | 練習記録